通販において欠かせない宅配便ですが、注文した物が自宅に届いたり、荷物を送ったりと
今では生活のインフラとして当たり前に日々利用しています。
今回はその宅配便の始まりから、最近定着しつつある当日配送サービス、宅配業者を選ぶポイントの
3点をお届けしたいと思います。
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1.宅配便の始まりは?
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まずは、そもそもの宅配便の始まりですが調べてみるとその歴史は意外と新しく、
40年ほど前に大和運輸(現在のヤマト運輸)が「宅急便」という名で始めたサービスが
今日の宅配便の始まりで当時は関東エリアのみ、開始1日目の取扱量はなんと11個だったそうです。
今では多くの宅配業者が生まれ、取扱量も36億3,668万個(年間)まで増加。
どこよりも速く、安く、そして多くモノを届けようと宅配サービスや価格だけでなく、
付加サービスの展開を行ったりと他社との差別化を図りながら日々競い合っています。
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2.当日配送サービスの需要
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最近、ネット通販でよく見る当日配送サービス。
日用品などを購入する際、私もたまに利用しますが、
「注文したものがその日に届く」ということは実はすごいことなのではないでしょうか??
裏側では、色々な工夫や多くの人の手が関わっているはず・・・
そのしくみは、物流拠点に商品在庫を置き、通販会社に代わり直接管理することによる時間短縮や、
最新鋭の設備による365日、24時間のピッキング、検品、梱包、発送業務、
また、配送するエリアを絞ったり、注文の締切時間を設定したりとさまざまな工夫や、多くの設備投資、
関わる人の努力から成り立っているようです。
結果として、商品配送の時間短縮は、通販のキャンセル率低下につながるほか、
商品を早く受け取りたいというお客様のニーズにもかなっています。
今後も通販を軸に当日配送サービスは定着していくのではないでしょうか。
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3.宅配業者に求めるものは?
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通販に欠かせない宅配便だからこそ、事業者様における宅配業者の選択は重要です。
その選択基準はいくつかありますが、まず気になるのは送料でしょう。
店舗販売と違って商品を送るには送料がかかります。
お客様にとって送料は商品購入の判断材料であり、
新規・リピート共に気兼ねなくお買い物をしてもらうには、
いかに安く商品をお届けすることは重要なポイントです。
新規で導入する又は見直しをする場合には、複数社に見積依頼をし、
より良い条件の宅配業者を選択しましょう。
また、サービスのラインナップの多さも送料と同様に重要なポイントです。
日時指定が出来る、受け取る場所を選択出来る、配送だけでなく在庫管理も出来るなど、
商品を購入するお客様に合わせ、幅広く対応出来る利便性のある宅配業者を選択しましょう。
しかし、料金、サービスラインナップ以上にもっとも重要なのは「コミュニケーション」ではないかと
個人的には感じます。
配送業務はお客様と直接接触する少ない機会であり、
今では販売会社と宅配会社は別である認識は多くの方が持っているとは思いますが、
その対応次第では、リピート購入にも大きな影響を与えることになるでしょう。
速さ、安さも勿論重要ですが、販売する側、購入される側共に気持ちのよい取引をしたいものですね。
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