vol.25 【第14回】BtoCビジネスを成功に導く『債権回収』 電話に出てくれない債務者に対する対応法

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前回は、自社督促時の督促架電の対応姿勢について解説しました。

本日は、そもそも「電話に出てくれない債務者に対する対応法」について解説していきたいと思います。
督促のために電話をかけてみても、そもそも電話に出てもらえないケースはよくあります。

知らない電話番号からの電話には出ないと決めている人もいるでしょうし、多重債務者の場合は色々な債権者からの電話がかかってくるので、電話の受電自体を一切拒否している人もいるでしょう。

では、このような債務者に対しては、電話をかけること自体が時間の無駄なのでしょうか。

結論から言いますと、それでも電話をかける意味はあります。

戦略的に電話をかけ続けていると、折り返しの電話がかかってくることもありますし、何らの連絡もすることなく、ポンと口座に振込みしてくる債務者もいます。

では、どのように電話をかけていくかですが、3コールほど時間を空けてかけるのが良いと思います。

まず、こちらの立場を明らかにしないといけませんので(単なる営業電話ではない)、最初のコールでは留守番電話にメッセージを残すことになります。

内容は、「こちらは株式会社○○の債権管理部○○です。○○の代金のお支払いの件で連絡させていただきました。至急お話をする必要がありますので、ご連絡ください。電話番号は、・・・」というものです。

これだけですと、債務者は、「あの未払いの件だな。電話に出てしまうと怒られてしまうかもしれないし、今は手持ちのお金もないので、話のしようがないな。とりあえず無視しておいて、支払いできるようになったら、また考えよう」などと安易に考えてしまうものです。

ですので、ここで督促を止めてしまうと支払いは期待できません。
そこで、次に、1週間ほど期間をあけた上で、再度電話をかけます。

この場合は、留守番電話にメッセージを残さないでもよいでしょう。同じ電話番号からしつこくかかってきたという事実自体が、債務者には痛手となります。

「この会社は何度も電話をかけてきてしつこいな。逃げるのは難しいかもしれない。どうしたものか」という心理になるものです。
それでも連絡がつかない、支払いがされない債務者に対しては、とどめの意味で再度電話をかけ、留守番電話に「このまま連絡が取れない場合、弁護士事務所に委託することになる」という内容のメッセージを残します。

上記心理状態の債務者に対して、このようなとどめを刺すことで、折り返しの電話や債務の支払いを促す効果があるでしょう。
本日はここまでとします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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